12月7日は何があった日?
1950年(昭和25年)の今日、 大蔵大臣の池田勇人が米価問題についての答弁で「貧乏人は麦を食え」と発言したとして問題化。 実際の発言は「私は所得に応じて所得の少ない人は麦を多く食う、所得の多い人は米を食うというような、経済の原則にそったほうへ持って行きたい」
1950年(昭和25年)の今日、 大蔵大臣の池田勇人が米価問題についての答弁で「貧乏人は麦を食え」と発言したとして問題化。 実際の発言は「私は所得に応じて所得の少ない人は麦を多く食う、所得の多い人は米を食うというような、経済の原則にそったほうへ持って行きたい」
1954年(昭和29年)の今日、南洋興発の創業者・松江春次が脳溢血で死去。 南洋興発は第一次世界大戦後に日本が統治領としたサイパン島に設立された会社。製糖業を中心に発展させた松江は「砂糖王」と呼ばれました。サイパンにある『砂糖王公園』には松江の銅像があります。
1960年の今日、アメリカを代表する自動車会社フォード・モーターの社長にロバート・マクナマラが就任しました。 フォード家以外の人物で初めての社長になったマクナマラでしたが就任の約1ヶ月後、アメリカ合衆国大統領になったばかりのケネディの要請で国防長官になりました。
1870年(明治3年10月9日)の今日、岩崎弥太郎が『土佐開成社』を開設しました。三菱財閥の起源。 明治政府が貨幣の統一に乗り出すことを知った弥太郎は十万両を元手に買い占めた藩札を政府に買い取らせ莫大な利益を得ました。貨幣統一の情報を弥太郎に流したのは後藤象二郎。
1929年の今日、ニューヨークウォール街で株価が大暴落。1日で数十億ドルが失われ暴落は1ヶ月間続きました。特に壊滅的な暴落になった今日が火曜日だったことから「ブラックチューズデー」と呼ばれています。画像はウォール街に集まる投資家。世界恐慌の引き金という説も。
1952年の今日、大学院生だったバーナード・シルバーとノーマン・ジョセフ・ウッドランド(画像)が発明した『バーコード』が特許登録されました。 砂の上に描いたモールス信号の点と線を繋げた細い線と太い線。これに映画フィルムに音声を記録する技術を応用しました。
2008年の今日、 アメリカの投資銀行大手リーマン・ブラザーズ(画像)が倒産しました。 負債総額約6000億ドル(約64兆円)というアメリカ史上最大の企業倒産は1929年に起きた世界恐慌以来の世界的な大不況「リーマンショック」を引き起こしました。
1913年(昭和8年)の今日、教師を退職した岩波茂雄(画像)が東京神田神保町で古書店の『岩波書店』を創業しました。 夏目漱石の知遇を得たことで翌年出版社として「こゝろ」を出版しました。戦争中には、日中戦争に反対し軍部から圧力を受けました。 ◇口冊司作品はこちら>>...
1451年の今日、資本家ジャック・クールがフランス王シャルル7世の命令により逮捕されました。国王会計方でありフランスを代表する資本家として名を馳せたクールですが多くの恨みも買い、最後は罪人として財産は没収。資本主義が確立する4世紀以上も前の最初の資本家です。
1971年(昭和46年)の今日、サントリー第2代社長の佐治敬三らが「関西公共広告機構」を発足しました。公共広告を実施する団体としては日本初。3年後には事業を引き継ぐ形で「社団法人公共広告機構」を設立。全国放送されるようになり、2009年に現在の「ACジャパン」に改称。
1950年(昭和30年)の今日、 山科直治が萬代屋(現在のバンダイ)を設立しました。繊維会社「萬代産業」の玩具部門を譲り受け浅草に創業。当初は萬代産業の余りの布切れで作った人形を販売していたそうですが、同年には初の自社製品である「リズムボール」(画像)を発売。...
1881年(明治14年)の今日、下駄商を営んでいた亀井忠一が古本屋の三省堂書店を創業しました。四谷の大火で下駄店が焼けたのを機に業種替えした忠一。店が軌道に乗ると出版事業を始めた彼は日本の近代的辞書の礎を築きました。
1907年(明治40年)の今日、壽屋洋酒店(現在のサントリーHD)が『赤玉ポートワイン』を発売しました。現在まで続く総合洋酒メーカーの土台を築いた商品のポスターには日本で初めてヌード写真が用いられました。初版のセピア背景のバージョンはすぐに盗まれたそうです。
1850年の今日、アメリカン・エキスプレス社が創立されました。創業者はヘンリー・ウェルズとウィリアム・ファーゴ、ジョン・バターフィールドの3人。クレジットカードなど現在では金融会社のイメージが強い同社ですが、創業時は荷馬車で貨物を運ぶ宅配業者でした。
1953年の今日、ソ連の最高指導者ヨシフ・スターリンが死去しました。スターリンが死んだことでソ連が平和路線に転換するのではないかという予想から軍需株が大暴落。この「スターリン暴落」で朝鮮戦争の特需に沸いていた日本の日経平均株価は徐々に低迷。
1637年の今日、オランダのチューリップ相場が暴落し『チューリップ・バブル』が崩壊しました。ピーク時にはチューリップの球根が年収の10倍以上の価格で販売された『チューリップ・バブル』。記録に残された最初の投機バブル、またはバブル経済だと考えられています。
1848年の今日、北アメリカ西海岸のサッターズミルで大工のジェームズ・ウィルソン・マーシャルが工場の水車の下に砂金を発見しました。金発見の報せはアメリカの内外から約30万人もの男、女、子供がカリフォルニアに集まることに。『ゴールドラッシュ』の始まりです。
1973年(昭和48年)の今日、愛知県の豊川信用金庫で二週の間に14億円もの預貯金が引き出され豊川信用金庫は倒産の危機におちいりました。取り付け騒ぎの原因は電車内での女子高生の会話。当時の社会不安から思い込みと偶然が重なったことで他愛のない冗談は大きなデマに。
1915年(大正4年)の今日、東京株式市場が暴騰。『第一次大戦景気』が始まりました。 第一次世界大戦で勝利した『連合国』の一つでありながら本土が戦地にならなかった日本。被害を最小限に国際地位を高め、商品輸出が急増するなど空前の好景気に。5年後の恐慌まで続きました。
1988年(昭和63年)の今日、竹下登首相の政権下の自民党が消費税関連法案を強行採決しました。野党や世論に強い反対意見が多い中での強行採決は批判を招き、同じ年に発生した「リクルート事件」に竹下首相までもが関与していることが分かり翌年、竹下内閣は総辞職しました。